化粧品
ロレアルとOpenAIが提携、ビューティー産業の「土台」をAIに
世界最大手の化粧品会社ロレアルが、ChatGPTのOpenAIと組んだ。研究・接客・販売までAIでまとめて回す、業界の土台づくりに乗り出す動き。出典:週刊粧業(6.26)
山口の視点クリームチームマーケティング代表
世界一大きな化粧品会社が、AIの会社と本気で組みました。大きな動きですが、ここで焦らなくて大丈夫です。大手がAIで効率化するほど、逆に「この人だから買いたい」という気持ちの価値は上がります。私たちの規模なら、お金の量ではなく、お客様一人ひとりとの信頼で勝つ。そこに力を集めるのが正解です。
ポイント:AIはあくまで道具。「誰のために、なぜ売るのか」という軸は人が決める。
化粧品
アイスタイル、体のデータから「あなたに合う」を導く新しい美容
@cosmeを運営するアイスタイルが、体のデータをもとに「あなたの状態に合う商品」を案内する仕組みを提示。口コミ頼みから、データで悩みに合わせる買い方への移行を示す。出典:週刊粧業(6.26)
山口の視点クリームチームマーケティング代表
これは「診断」(かんたんな質問やチェックで悩みを見える化し、合う商品に案内する仕組み)の進化版です。お客様は迷わず選べるので、新しく買う人も続ける人も増えます。ただし化粧品は法律(薬機法)で「効きます」と言い切れません。診断の結果は「効く」ではなく「あなたの肌に合う」「こう使うと良い」という伝え方にとどめるのが安全です。
ポイント:悩みを見える化して、合う商品へ案内する流れが効く。言葉は「効く」より「合う」。
化粧品
ポーラ、気づかない心身の状態を「見える化」する新体験
ポーラが、自分では気づけない自律神経や心身の状態を可視化する「リセンススキャン」を起点に、新しい顧客体験を提示。測って見せること自体が、来店や関心の理由になる。出典:週刊粧業(6.24)
山口の視点クリームチームマーケティング代表
数字で自分の状態が見えると、人は納得して、続けてくれます。D2C(お店を通さず自社サイトで直接お客様に売るやり方)でも、肌や生活の状態をかんたんに見せる仕掛けは、最初の納得と、その後の継続の両方を強くします。「効きます」と言うより「こんな状態なんだ」という気づきを届ける。煽らずに人を動かせる、王道のやり方です。
ポイント:数字で見せると納得して続く。効能より「気づき」を届ける。
化粧品
マツキヨ、「安いから」でなく「良いから」へPBを刷新
マツキヨココカラが、自社ブランド(PB)「matsukiyo」の10周年を機に、ビジョン「Go for WOW!」を掲げて全面的に作り直し。価格の安さ訴求から、価値で選ばれる方向へ切り替える。出典:週刊粧業(6.23)
マツキヨココカラ&カンパニーは、PB「matsukiyo」の誕生10周年を機に、新たなブランドビジョン「Go for WOW!」を掲げて全面的なリブランディングに着手している。— 週刊粧業オンライン
山口の視点クリームチームマーケティング代表
安さが売りのはずのお店ブランドですら、「安いから」ではなく「良いから」で選ばれる方向に動き始めました。これはD2Cに追い風です。値段で殴り合うのではなく、「なぜこれなのか」という理由と体験で選ばれる時代。自社の「他とどう違うか=選ばれる理由」が、商品パッケージや販売ページにちゃんと書けているか、もう一度見直したいところです。
ポイント:値段ではなく「選ばれる理由」で勝つ。それがページに書けているか点検。
健康食品
フジ日本、腸活サプリ「Inulina pure」を発売(スティックで手軽)
創業77年の砂糖メーカー・フジ日本が、5つの機能性をうたう次世代の腸活サプリを6月23日に発売。粉末をスティック1本で手軽に飲める形にしたのが特徴。出典:@Press(6.17)
山口の視点クリームチームマーケティング代表
サプリは「続けてもらえるか」が勝負です。粒が飲みにくい、用意が面倒、だとすぐにやめられてしまいます。スティックやグミのように「続けやすい形」にするのは、解約(定期購入をやめること)を減らす立派な工夫です。中身の良さと同じくらい、「毎日続けやすいか」を設計しましょう。続けてもらえれば、売上は安定します。
ポイント:続けやすい形にする=解約を減らす工夫。中身と同じくらい「続けやすさ」が大事。
健康食品
機能性表示で「体重減少サポート」と書けるように(L-カルニチン)
消費者庁に届け出れば書ける機能性表示の表現に、新たに「体重減少サポート」が加わった(L-カルニチン関連で15件追加、計1,140件に)。使える言い回しが少しずつ広がっている。出典:ウェルネスニュース(6.15)
山口の視点クリームチームマーケティング代表
「機能性表示食品」とは、国に根拠を届け出れば「体のこういう働きを助けます」と書ける食品のことです。今回その言える表現が一つ増えました。使える言葉が増えるのは商機ですが、注意も必要です。届け出た範囲を超えて「飲めば必ず痩せる」と言い切ると、法律(景品表示法)違反になります。言える言葉・言えない言葉の線引きを、チーム全員で共有しておきましょう。
ポイント:言える表現は増えた。でも「言い過ぎ」は違反。OK・NGの線引きを社内で共有。
健康食品
サプリは「グミ・スティック」など手軽な形が主流に
味覚糖がグミ形状のサプリを消費者庁に届け出るなど、サプリの形は粒から「グミ」「スティック」へと手軽さ重視に。届出全体でも、続けやすい日常食品型が増えている。出典:ウェルネスニュース(6.15)
山口の視点クリームチームマーケティング代表
サプリがグミやスティックの形に向かう理由はシンプルで、「楽しく続けやすいから」です。健康食品は毎日続けてはじめて実感できる商品なので、「続けやすさ=売上の安定」にそのままつながります。味、形、飲むタイミング、続けたくなるごほうび。そういう「続けてもらう工夫」そのものが、これからの競争力になります。
ポイント:手軽な形=続けやすい=売上が安定する。続ける工夫が競争力。